IDaaS利用時の注意点について
IDaaS利用時の注意点ですが、このサービスを利用するとシングルサインオンが可能になりますからそのIDやパスワードの管理には今まで以上に注意を払う必要があります。
というのも、その一組のIDとパスワードだけでIDaaSに関連づけられている全てのシステムにアクセスできてしまうため、万が一にも流出とか不正利用があった場合には、ある一つのシステムにアクセスするだけのIDとパスワードが被害にあった場合よりもはるかに深刻な状況になってしまうためです。
言ってみれば、ある一つの鍵で、マンションも車も金庫も全て開けることができてしまうようなものですから、よほど注意して取り扱う必要があるでしょう。
もちろんIDやパスワードはどんなものであっても重要ですから、セキュリティポリシー等で取り扱い方法が定められているはずですが、それでも例えばどこかにこっそりと書き留めておくとか、同一数字の羅列にするとか、自分の電話番号とか生年月日など他人からも推測しやすいものにするなどしている人もきっといるでしょう。
システムの数、即ち覚えておくべきIDやパスワードの数が多すぎるから仕方がないという訳ですが、従前は大目に見られていたこれらの行為もIDaaSの場合には一切禁止とするくらいでなければ意味がないというか、より大きな危険性を抱えたまま仕事をすることになってしまいます。
基本的にはただ一組のIDとパスワードを覚えるだけで済みますから実現は十分に可能なはずですが、気を付けておきましょう。
